昔はテレビCMをバンバン放送し宣伝し、商品を売っていくのが当たり前の戦略でした。
しかしインターネットが登場してからは、今までのテレビ重視の販売戦略は大きく変わっています。特にここ数年はさまざまなSNSを使う人が若い世代を中心に増え続け、今では一部の高齢者も使っています。そのため企業の宣伝もテレビCMからネット、さらにSNSと重視すべき媒体を変えているのが現状です。
SNSが全盛になった現代では、企業の宣伝に多く使われるのが口コミです。昔は効果は狭い範囲で、本当に口で商品の良さを伝えて広まっていきました。しかしSNSが広がった今では、一人のつぶやきが全世界に拡散していきます。昔は友達同士の間ではやった出来事やアイテムも、今では全国や世界規模で広まっていく時代です。
これだけ口コミの効果が高まった今なら、企業が宣伝媒体として注目するのも当たり前と言えるでしょう。現在では新商品が発表されるとSNSを使ったキャンペーンが展開され、瞬く間に拡散し広がっていきます。こうして口コミを上手く使った宣伝をすることこそ、大ヒット商品を生み出すための秘訣です。
しかしSNS時代で注目される口コミですが、昔からビジネスに活用する企業は多くありました。それがMLM企業で、商品は既存の会員が友人や知人などにおすすめしながら販売していきます。会員は新たな会員を獲得すると売上が伸びる仕組み採用しており、インターネットが登場する前からあるビジネス手法をMLM企業は採用していました。
つまりある意味では、MLM企業は時代を先取りしたビジネス手法を取り入れていたと言えるかもしれません。
商品の口コミについては、MLM企業にしろ一般的な有名なメーカーが販売する商品にしても、消費者としては騙されないことが大切でしょう。
自作自演で良い評価を広める企業も一部にはありますし、本当に良い物でも宣伝通り自分に適したものではあるとは限らないので、見極めながら選ぶのが重要です。
