2019年12月6日金曜日

口コミの評価はあまり良くないMLM企業の真実

MLM企業が採用するビジネスモデルは、アメリカで誕生しました。国土の広いアメリカでは店舗まで来店できないお客も多く、そのため直接訪問し販売するビジネスモデルが広がっていました。このビジネスモデルの特徴は店舗を持たずに商売ができる点にあり、販売員は商品を欲しがっている人の元を訪れて販売するので、新しい顧客を勧誘していることにもなります。ここから発展していき現在のMLM企業が採用するモデルとなって、日本でも爆発的に広がっていきました。
しかし日本国内で爆発的に広がる一方、新たな問題も次々と起こります。多くのMLM企業は法に則りまっとうな方法で商品を販売していますが、一部の会員が強引な手法を使うようになり、被害を受けた人が発生したことで問題視されるようになったのです。そのためネットでMLM企業を調べてみると、悪い口コミもいくつか見つかります。悪い口コミがあるとすべてが悪だと思ってしまい、MLM企業や採用しているビジネスモデルまで悪いと思ってしまいがちです。
ですがあくまでも違法な方法を使っているのはごく一部の会社なので、多くは悪い口コミで迷惑を被っているわけです。またビジネスモデル事態も悪いものではなく、あくまでも問題なのは法を無視した方法と使い続ける会員や、それを黙認し放置している企業と言えるでしょう。ネットの口コミで悪い内容が多いとすべてが悪だと決めてしまいがちですが、本来は企業にも顧客にも優れた販売システムでした。現在でも口コミを重視したマーケティングは多くの企業が採用していますし、訪問販売といった形でさまざまな商品は売られています。
本当に問題なのは、ビジネスモデルではありません。そのビジネスモデルを使っている人間にあるわけですから、もし関わることがあったらまずは相手が信頼できるのか考えてみるべきでしょう。本当に信頼できる相手なら、強引な勧誘はせず法律を守りながら活動しています。