2020年1月17日金曜日

MLM企業は口コミで商品を広める商売

MLM企業とはマルチレベルマーケティングを行っている企業の事です。マルチレベルマーケティングではディストリビューターと呼ばれる紹介者を通じて商品を顧客にアピールして、販売に繋げていく企業です。多くの企業が販管費をテレビCMなどの広告に費やして、顧客に商品をアピールしています。これをMLM企業はディストリビューターに支払って、商品を人から人へと紹介してもらう方式を採用しているのです。
この口コミで商品を広めて、顧客を拡大していく方法は企業にとってコストに対して効果が高くメリットがあります。ディストリビューターは商品を製造、販売している企業の社員ではありません。ディストリビューターも企業の顧客であって、商品の利用者です。そのため商品を利用してユーザー自身が、商品を紹介して広めていくイメージです。ディストリビューターには固定で報酬が支払われるのではなく、商品を紹介した成果に合わせて報酬を受け取れるようになっています。成果に応じてランクなどを用意している企業もあって、ディストリビューターは様々な恩恵を受けられます。
口コミで商品を紹介してくMLM企業のディストリビューターは、あくまで個人事業主です。そのため個人の裁量で商品を紹介する仕事をしていきます。その過程でトラブルが発生する事が、多かったことから日本では特定商取引法で規制されています。ディストリビューターとしてMLM企業の商品を紹介する活動をする場合は、特定商取引法を順守しなければ罰則があります。商品を紹介する活動をする上での責任は企業自体にあるのではなく、ディストリビューター個人に発生するので、活動をする本人がしっかり法令を把握して活動しないといけません。
MLM企業の口コミなどをインターネット上で調べていくと、ネガティブな話が出てくる事があります。しかし基本的に法令を遵守して、活動しているディストリビューターが殆どで、決して違法な販売活動ではありません。