2019年3月28日木曜日

口コミで話題の「MLM企業」とはどんな存在?

みなさんは「MLM企業」という存在をご存知ですか。「MLM」というのは、日本語で言う「マルチレベルマーケティング」にあたる存在であり、商品の購入者をディストリビューター、いわゆる販売員として起用し、その販売員がさらに別の日を販売員として起用していくシステムです。そしてその販売員はさらに別の人を販売員として勧誘するため、ピラミッド型の販売員組織を形成していくネットワークビジネスです。なお、その別名はみなさんも一度は耳にしたことがある「マルチ商法」にあたります。
一方でその「マルチ商法」という言葉に対して良いイメージをお持ちの方はあまりいらっしゃらないことでしょう。ただしそんな悪いイメージを持たれがちな「マルチ商法」ではありますが、その存在自体は決して違法な販売形態ではありません。合法な法律に従った正々堂々実施することができる販売方法と言えます。
なお、そんな別名「マルチ商法」で呼ばれることもある「MLM」は、基本的に商品を販売する手段は「口コミ」です。そのため、広告費用が一切かからないのがその最大のメリットです。さらに、店舗販売を基本的に駆使することもないので小売店や卸売業者にマージンを取られることもない点も大きな魅力と言えるでしょう。つまり、「MLM企業」側からその価値を説明するとしたらやはりコストを最小に抑えることができる理想的な販売モデルです。それゆえにそのような販売形態を採用している企業は国内はもちろんのこと世界中で増えつつあります。ただ、やはり「マルチ商法」という言葉を聞くだけでそのイメージがネガティブなものになり「違法なのではないか」「詐欺なのではないか」といった口コミが絶えないのも事実です。そのため、今後本業界が伸びるか否かのカギは、その本来の意味を理解したうえでその価値を評価できる知識を身に着けた人をどれだけ増やしていけるかにあるかもしれません。その動向が注目されます。