MLM企業の口コミには感情的なものが多数を占めているといっても良いでしょう。客観的なものはほとんどないという事がポイントという事になります。客観的な事を投稿するとこの悪感情の持って行き場がなくなるので、客観性のある事はなかなか口コミとして投稿しにくいという事があると考えられます。元々口コミは感情のはけ口のようなものがあるので、どうしてもこうした感情的なものとなる傾向は避けられないという事があるのかもしれません。
ですから、MLM企業を判断する時に口コミを参考にしてもあまり意味はありません。理由は客観性が欠けているからです。例えば怪しいというコメントがいくらあったとしてもこれは怪しいというその人の感情であって事実ではありません。ですから意味が無いわけです。客観性をこれに持たせる為には事実を調べる必要があるのですが事実を調べていくとMLM企業の優秀さが際立つことになるので、これを調べて投稿する気にはならないわけです。
例えばMLM企業のシステムは完全に成果報酬式で売れば売っただけ報酬がもらえるというような事が調べれば明確に分かるわけですが、そのような事をすると自分の今の会社の報酬システムが如何にずさんなものとなっているのかも分かってしまいます。何しろ上司の評価という極めて意味不明なものによって報酬が決まるようになっているのがほとんどですから、それと比較すると完全に自分の売り上げのみで決まるこのMLM企業のシステムには文句のつけようがありません。成果報酬式という意味ではこれ以上のものとないといっても良いでしょう。何しろ人が評価するところが一切ありませんから不正を働く余地がどこにもないわけです。これに対してこれまでの日本の会社は上司が部下を評価するという事で上が多くの報酬を貰うという事を当然というシステムを作ってきたので、逆に自分たちのシステムの不確実さが露呈することになるので、客観的な指摘をすることが出来ないわけです。