MLM企業と呼ばれるところがありますが、いわゆる口コミで商品を販売している会社になります。最近は、形のないサービスを提供しているようなところもありますが、依然として物を販売しているところが多いです。これは、新しいMLMの企業が出てもすぐになくなってしまうことが理由と言えます。実際に、ランキングなどを見ると売り上げランキングの上位の方はほとんど昔からある企業になりますか、そうでないところは新しいところも存在しています。ですがほとんど名前も知られていないようなところは、市場のシェアに占める割合が非常に低いためいくらサービスを提供していてもあまり認知されていないわけです。
ただ、そのようなMLM企業ほどうまくいく可能性があるといえばウソではありません。特に、組織の上の方に行くためには、早い段階で参加する必要があるわけです。このような口コミを聞くと、本当にうまくいくのではないかと思ってしまいます。特に、すでにその企業に参加しているメンバーから話を聞けばそのようなおいしい話を耳にすることも少なくありません。常套句としては、今がチャンスといわれるものがあります。本当にチャンスかといえばほとんどの場合失敗する可能性が高いです。ただ、全否定するわけではなく本当にチャンスになることもあるでしょう。
いずれにしても、口コミを知る場合には第3者的立場の人から聞いた方がよいです。結局参加している人は、ある種の洗脳を受けていますので自分の企業なら間違いないと言うにきまっています。
そうだとすれば、客観的な判断ができるわけもなくたくさんのお金と時間をかけながら全く収入がない状態が続くようなことも考えられます。お金をたくさん稼ごうと思ったのに、財布からお金が減っているようでは意味がありません。
このように考えると、やはり第3者から客観的な情報を聞いた方が確実になります。ただ問題は、第3者がMLM企業のことをよく知らないことです。
